THE GODS 2000 観戦記 - 2000.11.02 Live report

LOST WEEKEND
開場してステージが始まるまでの間にCDやグッズの物販コーナーを物色していたらDJのアナウンスでいきなりトップバッターのLOST WEEKENDのステージが始まった。ライブが始まる時は客電が消えるというのに慣れてしまっていたためにフロアに行くのにやや出遅れたが、やはりオープニング故にフロアにいるお客さんの数はやや少なめ。

海外で初めて観るライブということでワクワクしていたんだけど、このバンドはステージングが非常に地味というか素人臭いというか・・・要は華が無いんだよねぇ~。いくらフェスティバルとはいえこれじゃなぁなどと思って観ていたんだけど、アルバムではバックにやや埋もれがちであったヴォーカルもライブではしっかり前面に出ていたということもあって、元々良い曲を持っているバンドだけに観ているうちに段々と惹き込まれしまった。

そうして徐々に盛り上がりフロアにも徐々に人が集まり始めてきたところで2nd「PRESENCE OF MIND」のハイライトである"Holdin' On"のイントロが聞こえてきた時に事件は起こった。なんとドラム以外の全ての楽器の音が聞こえなくなってしまったのである。せっかくステージが盛り上がってきたところに水を差す結果になってしまった。それでもって機材が復帰するまでに20分ぐらい空いてしまったのだろうか、再び"Holdin' On"から再開されたものの、せっかくの盛り上がりも取り戻すこともできずなんとなく消化不良のまま"One Chance"で彼らのステージは終了。確かにアルバム、ステージともにこれといった強力な個性を持たない地味な存在ではあるものの、良い曲を持っているバンドだけに今回は非常に残念な結果になってしまった。機会があればベストな状態でもう一度観てみたい。

STREET LEGAL
このバンドに関しては元DA VINCIのメンバーのバンド程度の認識しかなかったのだが、THE GODSを観に行くと決めた時点で予習のために聴いておこうと程度の気持ちで彼らのアルバムを購入してみたところ、よりメロディアスになったBLUE MURDERとでもいうべきソリッドなハードロックサウンドにすっかり魅了されてしまい彼らのライブは密かに期待していた。(って、別に密かにしている必要はないんだけどね・・・)

"Stranger In The Night"で幕を開けた彼らのステージは前のLOST WEEKENDでのトラブルを蹴散らすかのように初っ端からパワフルに飛ばしまくる。トリオではアルバムの音の再現は難しいだろうと思っていたのだが、アルバムのレコーディングメンバーの3人にサポートキーボードを加えた4人編成であるため、プレイの面では音が薄くなるなどといった不安要素は特になかった。中でもシンガーのビオン・ボーゲはベースを兼任しているだけにライブではどうなのかという不安もあったのだが、基本的にはマイクスタンドの前で歌とベースに専念しているものの、ちょっとした間奏部分などではステージ先方に出てきては観客を煽ったりとプレイの面だけではなくフロントマンとしての存在感を十分に見せ付けていたのはちょっと意外だった。

このバンドは本国ノルウェーで相当ライブをこなしているようで"Chasing The Rainbow"、"Shadow Dance"とノリの良い曲でグイグイと引っ張っていくかと思いきや"Red Light Distinct"のようなブルージーな雰囲気を持つ曲ではじっくり聴かせたりと押しと引きを踏まえたステージングで観る者を惹き付ける。序盤では寂しかったフロアもライブが進むに連れ段々とオーディエンスが集まり始めていたことがそのライブ巧者振りを証明していたと思う。ラストにはDEEP PURPLEの"Stormbringer"と彼らがカヴァーするにはピッタリの曲も披露され、かなりの盛り上がりをみせて彼らの40分のライブは終了。正直ちょっと期待はあったとはいえ、まさかここまでカッコ良いライブをするバンドだとは思わなかった。次のアルバムをリリースした際にはできることならばフルで観てみたいと思わせる充実のライブだった。

SET LIST
1. Stranger In The Night
2. Chasing The Rainbow
3. Shadow Dance
4. Massacre (THIN LIZZY)
5. Powertool
6. Red Light Distinct
7. Thunderdoom
8. Stormbringer (DEEP PURPLE)

PRAYING MANTIS
PRAYING MAINTISといえば日本では既にアルバム数枚をリリースし、アルバムを出せば来日公演も行うベテランだけに3番手での出演というのは日本のファンからすれば納得のいかないことかもしれないが、最新作「NOWHERE TO HIDE」で新たにNOW AND THENと契約したばかりということを考えればこの順番での出演はしょうがないことだろう。なんてエラそうなことを言っておきながら、彼らのアルバムは出れば大体は買うけどライブを観たいとは一度も思ったことがない人間なもんで、今までに日本以外でライブを殆ど行っていないバンドのライブを初めて観るのが海外というちょっとおかしなシチュエーションで彼らのライブに臨んだ。

個人的には最新作「NOWHERE TO HIDE」はあまり良い印象の無いアルバムで、その最新作でNOW AND THENと契約しフェスティヴァルにまで参加とくれば、選曲も新作から中心に往年の名曲が2,3曲程度だろうから後ろの方でゆっくり観ていようかとタカを括っていたら、いきなり1曲目から"A Cry For The New World"から始まり、その後も"Children Of The Earth"、"Best Years"と初っ端から往年の名曲が次々飛び出すイギリスのファンなどまったく無視状態の選曲で来られたらこちらとしても反応せずにはいられない。事実隣にいた外人には「なんでコイツこんなに盛り上がってんだ?」的な冷ややかな目で見られてしまった(ような気がする・・・)。

個人的には楽しいけどそんな選曲で大丈夫?ここは日本じゃないのよ・・・などと余計な心配をしながら観ていたのだが、中盤にようやく最新作から"Nowhere To Hide"と"Can't Stop The Fire"の2曲が披露され、最新作をチェックしているオーディエンスは多いらしく冒頭の3曲に比べれば幾らか良い反応はあったものの、やはり海外ではリリースされたばかりの作品からの曲ということで大きな盛り上がりをみせるとまではいかなかった。次の"Rise Up Again"、では途中"We Will Rock You"を交えオーディエンスに合唱させようと試みるものの、やはりそこに至るまでに盛り上がりも生み出せなかっただけにその反応も今一つ。最後には日本では名曲とされている"Turn The Table"が披露され、これが日本ならば熱狂的な反応が返ってくるところなのだろうが、他の曲同様一部の人間を除いては大した反応も得られずに彼らのライブはあっさり終わってしまった。

ようやく日本以外でのディールを獲得し、THE GODSのような多くの人間に観てもらえる機会を得たのだから、もう少し今回初めて観る人間のことを考慮して最新作に比重を置いた選曲にしても良かったのではないかという気がしないでもなかった。個人的にはアルバムと同様の美しいコーラスハーモニーとその楽曲の素晴らしさを再確認できた良いライブだったけど、その一方で日本と海外に置ける彼らに対する認知度の差の大きさを改めて見せ付けられこんなことを思ってしまった。

やっぱりクサい曲ってガイジンにはウケないのかしら?

SET LIST
1. A Cry For The New World
2. Children Of The Earth
3. Best Years
4. Nowhere To Hide
5. Can't Stop The Fire
6. Rise Up Again
7. Turn The Table

TEER
昨年のTHE GODSに出演し拍手喝采を受けたらしいこのバンド、今年はアルバムを発表し新人バンドながらPRAYING MANTISのようなベテランを差し置いて満を持して4番手の登場となった。前評判ではSTYXとEYEWITNESSをミックスしたようなスタイルと思わず?となるようなよくわからないことを言われていたが、いざ蓋を開けてみればバラードに幾らかSTYX的な雰囲気を持っているものの、基本的には全盛期のDOKKENのようなエッジの効いたメロディックなハード・ロックといった感じで、その決して甘くなりすぎないサウンドが聴いていて心地よかった。

特に印象的だったのがナイナイの岡村が男前になった(?)といった感じの雰囲気を持つヴォーカルのダン・マイケルズで、この男がいるといないとではこのバンドに対する印象がかなり変わるような気がする。そのナイナイ岡村似のヴォーカルがキーボードを兼任していてて、キーボードが必要な曲では弾きながら歌うのだけど、その姿が正直言ってちょっとマヌケ。フロントマンとして存在感のある人だけにちょっと勿体無いような気が・・・

SET LIST
1. Beggin'
2. Romeo
3. Tell Me It's Over
4. Sadie
5. Heaven's Not Enough
6. Heart On A String
7. Vampire's Lullaby
8. Pride
9. Tie Your Mother Down (QUEEN)

KIP WINGER
当初の予定では出演の予定はなかったもののFRONTIERS RECORDと契約したことによりゲスト参加することになったキップ・ウィンガーは1997年の出演時と同様にたった一人でのアコースティックでのライブとなった。ただでさえLOST WEEKENDの時のトラブルで時間が押しているにも関わらずキップはなかなかステージに現れず、ようやく登場した時にその佇まいを見て驚いてしまった。

コイツ、完全体になりかけていやがる・・・

さすがにイングヴェイやヴィンス・ニールのようになってしまったわけではなく、往年の美しきWINGER時代の原型はなんとかとどめているものの、さすがにこの変わり果てた姿には美しい思い出が音を立てて崩れていくような感覚に陥ってしまい、かつてWINGERを聴きまくっていた学生時代のことが走馬灯のように頭を駆け巡ってしまった。

そんな美しい思い出を陵辱された(?)私のことなど無視するかのように最新作のオープニングを飾る"Cross"で幕を開けたショウはこれがまた大ウケで、他のアーティストが全てバンド形式であるにも関わらずたった一人でオーディエンスをあれだけの熱狂させてしまうのはやはり良い曲を数多く生み出してきたというだけではなく、見た目はああなってしまったとはいえキップ・ウィンガーという男の持つ今なお衰えていないアーティストパワーに依るところが大きいのだと思う。かくいう私もアコースティックとはいえ目の前で次から次へと名曲の数々を披露されてしまうと見た目のことなどどうでもよくなってしまい、ショウが終わる頃には「いやぁキップ最高!日本に帰ったらWINGER聴きまくっちゃうぞ!」なんて気にさせられてしまうぐらい良いライブでした。

SET LIST
1. Cross
2. Who's The One
3. Steam
4. Miles Away
5. Blind Revolution Mad
6. Daniel
7. Easy Come Easy Go
8. Rainbow In The Rose
9. Headed For A Heartbreak
10. Free(Inst)
11. Down Incognito
12. How Far Will We Go

JOHNNY LIMA
すみません、休憩してたんで殆ど観てません!!
たしかCHEAP TRICKの"Surrender"をやっていたような気がする・・・

MILLENIUM
個人的には今年の参加アーティストの中で最も期待していたのが新たにヨルン・ランデをヴォーカルを迎えたこのバンドだったりする。昨年は加入直後にTHE GODS本番を迎えたために歌詞も満足に憶えられずカンペを見ながら歌ったらしいヨルン・ランデも今年は自分の持ち歌を力強く歌い上げフロントマンとしての貫禄を充分に見せ付けていた。そしてこのバンドの魅力の一つであるラルフ・サントーラのテクニカルなギタープレイに関してもアルバム同様にその流麗なプレイで楽曲に華を添えていた。

そういった演奏面では充分満足の行くパフォーマンスだったんだけど、各メンバーにあまり動きがなく突っ立って黙々と演奏しているだけという場面が多かったり、曲と曲の間に妙な間が空いてしまったりとステージングの面ではややぎこちなさを感じたのも事実。他の人からすれば大した問題にもならない程度のことかもしれないけど、最も楽しみにしていたバンドだけに落胆するとまではいかないもののちょっと残念だった。とはいえ目の前で次々とプレイされる楽曲に関しては充分魅力的だし、ラストのSuperstarが終了する頃には「もっと観たい!」と思えるだけの満足度はしっかり得られた素晴らしいパフォーマンスであったことには間違いなし。次こそはフルでのショウを観てみたい。

SET LIST
1. Wheels The Turning
2. Angelfire
3. Rocket Ride
4. Hourglass
5. Masquerade
6. Power To Love
7. I Still Believe
8. Chasing Time
9. Shamen
10. Superstar

MELODICA
どうもテッド・ポーリーにはDANGER DANGER時代からあまり良い印象がない。というのも時折聴かせるあの鼻の詰まった大山のぶよ(?)みたいな声がどうしても好きになれず、MELODICAのアルバム「LONG WAY FROM HOME」も曲は良いと思えるものの歌に関しては相変わらずのドラえもん節炸裂!といった感じであんまりのめり込めなかったこともあって、このバンドは最初から後半の大物バンド3連発に備えて休憩時間に割り当てて、序盤は食事を取ったり後ろの方でボ~っと観ていたりしていた。

しかしショウが進むに連れて徐々に惹き込まれてしまい、後半でプレイされた"Under The Gun","Bang,Bang"といったDANGER DANGER時代の曲では思わず大合唱してしまった。テッド・ポーリーの常に笑顔を振り幕ながらステージを縦横無尽に駆け回るエネルギッシュなパフォーマンスはまさに「観るものを楽しい気分にさせる」といった言葉がピッタリ当てはまるといった感じで、最初のうちは構えて観ていた私も見事にその術中にハマってしまい、ショウが終わる頃には「ちくしょ~、もっとしっかり観ておけば良かった・・・」とちょっとだけ後悔してしまった。

セットリストはあんまりよく憶えていないので憶えている範囲でいうと、前半はMELODICAの曲を中心に、後半でDANGER DANGER時代の曲やTOTOの"White Sister"のカヴァーなどをプレイしていたような気が・・・。ラストは聴いたことのない曲だったので、もしかしたら新曲だったのかも。

THE SIGN
さすがに昼間からブッ通しでライブを観ているので、そろそろ疲れが出始めてきた。その上時間が押していることもあってセットチェンジの時間が結構苦痛になり始めてきた辺りでようやくメンバーが登場したのだけれど、中でもテリー・ブロックの佐藤蛾次郎と上島竜平をフュージョンしたような出で立ちには驚いた。もうただ呆然とその姿を見ていたらさらに衝撃の事実が・・・

アニキ、乳首立ってますぜ!!

それはさておき、ステージに姿を表したのはいいものの、キーボードのトラブルのせいでなかなかショウは始まらず、5分ぐらいしてようやく"I'm Alive"でショウは始まった。今回はビリー・グリアとボビー・ロンディネリは参加せず、アルバムとは異なるラインアップでのライブとなったが、演奏はなかなかタイトでやはりアルバム同様にコーラスが圧倒的。ショウは3つのパートに分かれていたように思う。まず第1部は一曲目からほぼアルバム通りに進み、テリー・ブロックが「これはプライベートな曲だ」とコールして始まった"Forever Again"を聴いて、そのエモーショナルな熱唱に「あぁ、今テリー・ブロックを生で観ているんだなぁ」と妙に感慨深いものがあった。続く第2部は"All Your Life"や"Wine"といった比較的土の香りのする曲を4曲連続でプレイされたのだけれど、さすがにこれはキツかった。どの曲もただアーシーな感じというのではなくアレンジが練られているので聴いていて退屈はしないものの、こうも同じような雰囲気の曲が続いてしまうと、さすがに疲れもあってちょっと眠くなってしまった。

そんな感じでちょっとウトウトしていたところで第3部が始まり、まずはテリー・ブロックが弾き語りで聞き覚えのあるメロディを歌い始めたのを聴いて一気に目が醒めてしまった。そうSTRANGEWAYSの"Love Lies Dying"である。正直テリー・ブロックの歌に関してはアルバム「SIGNS OF LIFE」を聴いて「随分と歌い方変わったなぁ」と思っていたんだけど、変わってしまったのではなく敢えて変えていただけのようで、この曲で聴かれる歌は紛れもなくあのSTRANGEWAYSのテリー・ブロックだったのには驚いたというか感激してしまった。この曲での盛り上がりは凄まじく、周りにいた2メートルはあろうかという外人どもがピョンピョン跳ねながらサビを大合唱していたのはなんか異様な光景だった。次にZEBRAの曲がプレイされたようだったけど、元曲を知らなかったのと前の曲での興奮もあって殆ど聴いていられなかった。更にTOUCHの"Don't You Know What Love Is"がプレイされ、盛り上がりも最高潮に達したところで劇的な"Signs Of Life"がプレイされ、エモーショナルな歌と圧倒的なコーラスに打ちのめされ約70分ライブは終了した。

今回が始めてのライブというだけでなく、アルバムとはメンツが一部異なるということで幾らか不安もあったのだけれど、想像以上にタイトな演奏に加えSTRANGEWAYSやTOUCHの曲まで聴けたとあって、彼らが観られただけでもイギリスに来た価値は充分にある素晴らしいライブだった。

SET LIST
1. I'm Alive
2. Crossed The line
3. Aryon
4. Forever Again
5. Stranded
6. All Your Life
7. Wine
8. Love Is Alive
9. Love Lies Dying (STRANGEWAYS)
10. ? (ZEBRA)
11. Don't You Know What Love Is (TOUCH)
12. Signs Of Life

TWO FIRES
THE GODSの一ヶ月前に発表されたTWO FIRESのライブメンバーは SURVIVOR, NIGHT RANGER, FOREIGNER の寄せ集めとしか思えない非常にお手軽なメンツにはビックリするというのを通り越して呆れてしまった。まあジム・ピートリックに関してはTWO FIRESのアルバムに参加していたのだから良しとしよう。なんでリズム隊がNIGHT RANGERじゃなきゃいけねーんだ?しかもベースはゲイリー・ムーンってどういうことよ!!などと憤りを感じたのも事実だけど、今回はあくまでTWO FIRESとしてのライブ。しかも90分も時間を貰えてるんだから、SURVIVORやNIGHT RANGERの曲はせいぜい1曲づつ程度であとはTHE STORMやTWO FIRESの曲を存分に楽しめるのだろうと思っていた。

しかし現実はそう甘くなかった。頭3曲こそTHE STORM,THE V.U,TWO FIRESと順調だったものの、それ以降はSURVIVORやNIGHT RANGERのヒット曲にTHE STORMやTWO FIRESの曲がオマケ程度に挿入されるといった感じで、挙句の果てにはIDES OF MARCHの曲までやられた日にゃシラけましたよ、あたしゃ。そんな感じで半日近くブッ通しでライブを観ていただけに疲れもピークに達していたこともあり、トリのTENに備えて後ろの方で座って観ているという状態でした。

確かにこのメンツじゃなきゃトリ前で90分のステージというのは無理だったかもしれない。だけど、たとえ40分しか貰えなくてもいいから純然たるTWO FIRESとしてのライブを観たかった。期待が大きかっただけに何とも言えないもどかしさの残ったライブだった。といいつつもケヴィンの歌うSURVIVORの"I Can't Hold Back"が聴けた時は思わずはしゃいでましたけど・・・

セットリストはある程度憶えているけど、アホらしくて書く気になれませんので省略します。

TEN
よく考えてみたらTENライブを観るのは1997年THE ROBEツアーの日本公演以来3年ぶりだったんですよねぇ。その3年の間にTENを取り巻く環境もすっかり変わってしまい、アルバムを定期的に発表してきたにも関わらずツアーで日本を訪れることもなく、今こうして彼らのライブを観ているのが日本ではなくイギリスだという事実にちょっと悲しくなってしまった。

ちょっと前置きが長くなっちゃいましたけど、3年振りに観たTENはそんなことをグダグダ言う必要のないぐらい最高のライブでした。(日本のファンからすれば)空白の3年の間にTENはライブバンドとしての格をワンランク上げていたことを実感させられるフェスティバルのトリを飾るに相応しい貫禄のパフォーマンスで、Fear The ForceからThe Strangerへの流れを聴いた時に「なんて贅沢なライブなんだろう」などと思ってしまいました。5枚のアルバムからバランス良く選曲されていたものの「SPELLBOUND」からの比重が高かった割には後半で披露されたAfter The Love Has Gone、Stay With Meといった初期の曲の方が盛り上がっていた辺りに「みんな考えてることは一緒なんだなぁ」などと余計なことを考えてしまいました。(笑)トリだけに他のバンドよりも多く時間を貰っているにも関わらずTENだけは異常に短く感じられ、ラストの"Red"が終わった時は、半日以上ライブを観続けて疲れきっているにも関わらず「あぁ、終わっちゃった・・・」と思ってしまいました。

しかし、なんだかんだで時間が押して予定より90分近くも遅れ、トリのTENが始まったのが夜中の1:20、フェスティヴァル自体が終了したのが3:00近くってのはとんでもないっすよ、ホント。さすがに時間が時間だけに周りの観客を見渡しても眠さに勝てずウトウトしている人間も少なくなかったです。(笑)

SET LIST
1. March of the Argonauts - Fear The Force
2. The Stranger
3. Inside The Pyramid Of Light
4. Give In This Time
5. The Robe
6. Bright On The Blade
7. Spellbound
8. Silent Rain
9. After The Love Has Gone
10. Stay With Me
11. The Alchemist
- Encore -
12. The Name Of The Rose
13. Wildest Dream
14. Red

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