AFFAIR - No Substitute

Label : MARQUEE-INC. | Cat-No. : MICP-10333 | Release Date : 2002.10.23

AFFAIR - No Substitute1. No Substitute 2. Get Going 3. Inside Out 4. Return Forever 5. Life On A Wire 6. Magic Radio 7. Game Of Love 8. Keep Me Alive 9. Back In The Race 10. Fire Still Burning 11. Why, Why 12. Smile On Your Face (Japanese Bonus Track)

ベルギーのメロディアスハードロックバンド MYSTERY で2枚のアルバムを残しているヴォーカル、ピーター・デ・ウィントとボビー・アルトヴェイターなるギタリストを中心とするドイツ産メロディアス・ハードロックバンドの5年振りとなる 2nd アルバム。前作では上記の二人を中心としたプロジェクト的な色合いが強かったが、今作ではリズム隊とキーボードに正式メンバーを加えたバンドとして製作された作品になっている。

前作同様のエッジの効いたギターリフとパワフルなヴォーカルを中心に据えた重厚なハードロックサウンドは未だ健在だが、やはりバンドとしての体制を整えて製作されたせいか全体的に肉厚で迫力ある新生 AFFFAIR サウンドを見事に提示している。メロディの面に関しては前作に比べるとキャッチーさという面に関しては即効性は薄れた感も無きにしもあらずといった感じだが、聴けば聴くほど味わいの増してくるタイプの飽きのこない聴き応えのあるメロディを持つ楽曲が揃っている。

このバンドの主役の一人であるピーター・デ・ウィントのワイルドで力強い歌唱は良い意味での荒々しさを持っているため、このバンドが単なるメロディが良いだけに終わらないロックバンドらしさをアピールしていると思う。また、もう一人の主役のボビー・アルトヴェイターのギタープレイに関してはあくまでヴォーカルメロディを聴かせることを最優先とした上でのリフ作りの引出しの多さは相変わらずで、随所に導入されたアコースティックギターによるフレーズの数々も楽曲の味わいを増すことに一役買っている。ただ、唯一難点を挙げるなら前作に比べギターソロに面白みが欠ける気がしないでもないが・・・

5年と長いブランクは空いたものの、そのブランクを感じさせない出来は流石の一言に尽きる。前述のようにメロディの面での即効性が薄れた点に関しては不満を覚える方もいるかもしれないが、個人的には時間を掛けて末永く楽しむことの出来る欧州メロディアスハードロックの秀作がまた一枚増えたというのが一番の印象だ。出来ることならばバンドとしての体制が整ったのだからライブ活動も積極的に行ってバンドとしての纏まりをより強固なものにした上で今作を凌ぐような強力なアルバムを引っさげて戻ってきてほしいと思う。

Score : 8 /10

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