CRY HAVOC - Feul That Feeds the Fire
Label : CHAVIS RECORDS | Cat-NO. : CR0003 | Release Date : 2002.10
01. Cry For Help(Intro) / I'll Be There 02. Forever Once Again 03. Rescue Me 04. Holding On To Your Dreams 05. No Way Out 06. Better Coming 07. I Need You 08. Long Way To Heaven 09. Paying The Price 10. Heart On My Sleeve 11. Fuel That Feeds The Fire
スコットランド出身のハードロックバンドのデビューアルバム。このバンドはかつて AGE OF REASON という名で NOW AND THEN と契約したものの、レーベル側が目論んでいた日本デビューが実現しなかった等の問題もあり、最終的にはアメリカの新興レーベル CHAVIS RECORDS と契約し、バンド結成当時の CRY HAVOC というバンド名でのデビューとなった。
このバンドの特色である LA メタルの影響下にあるエッジの効いたギターリフとイギリスのバンドらしいウェットな感触を持つメロディラインによるハードロックサウンドは非常に魅力的だ。また、メロディをより印象的にするためのコーラスハーモニーも随所に散りばめられている。ただ、バンドの特色の一つであるコーラスハーモニーも導入の手法が画一的であったり、ヴォーカルの歌い回しに詰めの甘さが感じられる場面も少なくないなど、スタジオ作品としては少々粗雑さを感じてしまうのは否定できない。
しかし、ここで聴かれる音はスタジオ作品としてはまだまだというレベルで止まっているかもしれないが、そんなマイナス面を力ずくでねじ伏せて聴き手を彼らの世界に引き摺り込むだけの説得力と熱さを彼らの楽曲は持っている。多少粗っぽくはあっても自分たちの音楽の魅力が聴き手に伝えられるだけのアルバムを作れたという点においてはデビュー作としては満足の行く作品になったと思う。それだけに彼らには今の姿を大事にした上でバンドとして更に高みを目指して欲しい。

