Label : ESCAPE-MUSIC | Label : ESM-085 | Release Date : 2003.03.10
1. Roller Coaster Ride 2. Devil Woman 3. Misdemeanor 4. Dance Into The Music 5. Here Comes That Feelin' Again 6. She Goes ... 7. Waterfall 8. Northern Light 9. Room No. 17 10. Because Of You 11. Remember Where You Heard It First
Micheal Voss 率いるドイツ産メロディアスハードロックバンドの 4th アルバム。若干モダンさを感じさせるシンプルなロック路線であるという意味ではあの退屈極まりない前作 "ROCK AND ROLL STAR" と同路線。最初にアルバムを通して聴いた際には楽曲の展開自体が平坦な上にメロディにも強力なフックがあるわけでもないため、楽曲の印象が希薄で進むにつれて右から左に流れていってしまい気がつくとアルバムは終っていた。しかし、よく聴くとフックこそ希薄ではあるものの、メロディの端々から Micheal Voss らしい哀愁が滲み出ており、繰り返し聴き込むにつれ味わいが増してくるため、数回聴き終えた後にはこれはこれで良いアルバムであると思えるようになってきた。
オープニングの "Roller Coaster Ride" を始め、冒頭の3曲が面白みに欠けるために出だしでつまづきそうになるのだが、それ以降は絶妙なさじ加減で哀愁を滲ませたサビメロが耳に残る "Dance Into The Music", CASANOVA 時代のリメイクである "Here Comes That Feelin' Again", 単調なロックソングかと思いきやサビで一転してキャッチーかつ憂いに満ちたメロディが流れ出る "Waterfall", リラックスした雰囲気で大らかなメロディを聴かせるバラード "Northern Light", Micheal Voss 節全開の哀愁に満ちたメロディを聴かせる "Because Of You", ポジティヴなメロディを軽快に聴かせる "Remember Where You Heard It First" など、なかなか魅力的な曲が揃っている。
確かにフックに満ちたメロディをエッジの効いたダイナミックなハードロックサウンドに乗せて聴かせていた 1st "BURN RUBBER" の頃と比較するとかなり淡白であることは否定できないものの、逆にシンプルであるからこそ着飾らない素朴なメロディが自然に耳に残り、気がつくと繰り返し聴きたくなっているといったような不思議な魅力を持ったアルバムだ。
Score : 7 / 10

