KAZU MATSUI PROJECT - Standing in the Wings
Labels : COOL SOUNDS | Cat-No : COOL-014 | Release Date : 1998.10.10 (Re-Issue)
1.Don't Look Back 2.Standing In The Wings 3.That Girl 4.Desire (Short Road To Heaven) 5.Doctor O'mein 6.Head Above Water 7.Into The Nightfall
そもそもこのアルバムを紹介したいと思ったことこそがこのサイトを立ち上げようと思った理由だったりします。このアルバムは現在では主にジャズの世界で活躍されている松井和という尺八奏者が80年代にリリースしたアルバムらしく、尺八に興味が無いどころかその言葉を聞いただけロクなことを想像しない私のようなダメ人間(笑)が、なんでこのアルバムを買ったかというと、帯に書かれていた参加メンバーにトミー・ファンダーバーク、ダン・ハフの名前があったからなんですよねぇ。
「尺八ソロ(?)とかバリバリ入ってんのかなぁ。」などとバカなことを考えながらアルバムを聴き始めるとメロウながらも決して甘くなり過ぎないAOR的な曲が次から次へと飛び出しすっかりハマってしまった。中でもトミー・ファンダーバークが他の参加アルバムでは聴くことの出来ないぐらいエモーショナルな熱唱を聴かせ、それに応えるかのようなダン・ハフのギターも泣きまくるアルバムタイトル曲"Standing In The Wings"だけでも充分聴く価値アリと断言しちゃいましょう!それ以外にも心地良いグルーヴがビル・ラバウンティを彷彿させる "Don't Look Back"、ダン・ハフのコンパクトながらもスリリングなプレイが冴える"That Girl"、夜のドライブにハマるメロウなバラード"Desire (Short Road To Heaven)"といった曲で程よくカスれたヴォーカルを聴かせるクリス・ファーレンなるシンガーが参加した曲が特に素晴らしい。
アルバム全体を見渡すと、前半4曲が充実しているだけにそれに比べると後半がやや弱く感じるが全7曲30分強とコンパクトな作風なこともあって飽きずに何度も聴きたくなるという点も好印象。ちなみに気になる(?)尺八ですが、ラストの"Into The Nightfall"でちょっと聴かれる程度なのでご安心を。

