MARC FERRARI - Lights Camera Action

Label : Z-RECORDS | Label : ZR 1997079 | Release Date : 2003.03.10

MARC FERRARI - Lights Camera Action1. Run The Road 2. Caution To The Wind 3. Wheelin' And Dealin' 4. Off The Deep End 5. Chance Of A Lifetime 6. Right On The Money 7. The Beat Of My Heart 8. Bad Mofo 9. To Hot To Stop 10. Capture The Dream 11. Depths Of My Soul 12. The Story Of My Life

元 KEEL, COLD SWEAT のギタリスト Marc Ferrari の2作目となるソロアルバム。といっても純然たる新作ではなく、彼が過去にテレビや映画のサウンドトラックに提供してきた音源を集めたコンピレーションアルバムになっており、シンガーには Keith St. John, Steve Plunkett, Stan Bush などが参加している。元々アルバムとして発表することを前提としたソングライティングが成されていないこともあり、アルバムとしての統一感には欠ける上に大半の楽曲ははっきり言ってつまらない。更に追い討ちを掛けるかのようにどの曲ともプロダクションも決して良好とは言えないのも印象を悪くする要因になっている。

ただ、全ての曲がダメかというとそうでもなく、序盤の4曲に関しては Marc Ferrari らしいエッジの効いたギターを主軸としたダイナミックなアメリカン・ハードロックになっており、ここで歌う Bob Reynolds なるシンガーが Sammy Hager や Paul Sabu を彷彿させる声質を持っており、楽曲に見合った力強い歌唱を聴かせてくれる。中でも "Run The Road", "Caution To The Wind", といったスピードチューンは COLD SWEAT 時代に匹敵する楽曲に仕上がっている。その他では Marc Ferrari の楽曲を Todd Taylor なるシンガーが全てのパートをプレイした "Chance Of A Lifetime" は果たして自分がプレイしていない曲をソロアルバムに入れるべきかとの疑問は残るが、楽曲自体は憂いに満ちたメロディを洗練された音像で聴かせるメロディックロックになっており、個人的にはこの曲がアルバム中で最も気に入っている。なお、 Stan Bush の歌う "Capture The Dream" は開放感溢れるメロディを楽しめる良い曲ではあるものの、彼のコンピレーション "CALL TO ACTION" にて既に発表済であるために、ここでは評価の対象にはならないだろう。

個人的には COLD SWEAT には結構思い入れがあるので、今作にも多少なりとも期待していただけにいくらコンピレーションとはいえ、この程度の作品を出されてしまうと厳しいというのが正直なところである。ただ、そういったマイナス要因を抜きにしても頭5曲に関しては素直に良いと思えるだけに、この5曲だけならばもう少し評価も上がったと思うので、出来れば次作はこういったストレートなアメリカンハードロック路線でのアルバムを期待したいところではあるが、それ以前にまずは過去の楽曲の寄せ集めではなくキチンとしたアルバムを作ってほしい。

Score : 6 / 10

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